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古民具箪笥と机のリフォーム (その1)

お客様から、古い箪笥と机のリフォームの依頼を受けました。その家具は昭和初期の物があまりない時代に、奮発してお嫁入り道具として持っていらっしゃった物だそうです。それを京都で美容師をされているお孫さんが気に入られて、いつかお孫さんにプレゼントするためにリフォームのご依頼をして下さったそうです。今のままでも充分使えるし、今まで使い込んできた味もあるのですが、お祖母様は「今、リフォームすればこれから先、もっともっと長く使い使い続ける事ができるでしょ」とおっしゃいました。その通りですね。自分の思い出の残る物が多少イメージが変わったとしても、それがこれから先、長く生き続けてくれる事の方が、どれほど嬉しいかわかりませんよね。目先の事ばかり見ていてはいけないという事を気付かされました。年輩の方には習うべき事がたくさんありますね。