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古民家鑑定

先週、古民家鑑定に行きました。

その建物は撞木館と言って、名古屋市が管理している町並み保存地区の伝統的建造物です。

この撞木館は陶磁器商として活躍した井元為三郎氏が、大正末期から昭和初期に建てた邸宅だそうですが、この界隈には、他にも日本の女優第一号として名をはせた川上貞奴が住んでいた二葉館、アールヌーボー調の洋風数寄普請旧春田鉄次郎邸邸、豊田佐吉の弟の旧豊田佐助邸などが「文化のみち」と言う名古屋市が管理する歴史的建造物の観光ルートの一部として公開されています。

今回鑑定に伺った撞木館は某テレビ局からの依頼でしたが、趣旨の違いから鑑定はしたものの、結果を出す前にお断りした形になったようです。

でも、撞木館はステキな建物でしたよ。こんなに近くにいながら、恥ずかしながら、実は存在を知らなかったのです。広い敷地の中に和館、洋館、二棟の蔵、茶室、庭園があり和室に座っていると、とても心癒される空間でした。また、他の建物も見学してみようと思います。みなさんもいかがですか?レストランをやっている施設もありますよ。