古民家移築見学会2
本日、㈱アイサンさんの古民家移築見学会でお邪魔させて
いただいた現場の長野県下伊那郡平谷村のご主人は、
とてもすばらしい方でした。
小久保道広さんとおおっしゃる方です。
18年程前に、日本で一番人口の少ない自治体(島を除く)の
過疎化の進む愛知県富山村(とみやまむら)に教師として赴任
されて以来、自分の信念を貫き教師を退職、その後村役場の
職員として村民の為に尽力され、豊根村と合併した現在も
村役場職員としてお仕事をされていらっしゃいます。
しかし、ご自分の人生に自問自答した時、唯一の趣味で
あった蕎麦打ちを仕事としてやる事を、リタイアした後では
なく、現役でやろうと決意されたそうです。
小久保さんが語っていただく言葉からは、現役で新しく何かを
始める事への、ご主人のこだわり・・・それは、いつでも
自分に正直に、そして自分に厳しくと言うご主人の人生感が
ひしひしとつたわって来ました。
小久保さんば、教師の経験がおありだったためか、お話が
とてもお上手で、どれだけ聞いていたも少しも飽きる事が
なかったです。
蕎麦打ち職人もいいと思うのですが、人を惹きつける話術を
埋もれさせるのは、とてももったいないと思います。
お蕎麦を打つ傍ら、講演をされても良いのでは・・・
私は、この見学会からまもなく開業されると思っていたので
楽しみにしていたのですが、3年程お預けのようです。
ある意味、楽しみを長く味わえそうですが、3年って長い!
待ちきれるでしょうか?!
ちなみに、開業予定のお蕎麦屋さんの名前は
”蕎麦屋 侍”です。皆さんチェックしておいて下さいね!